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2024/07/24

【コラム】お祝いへのお返し「内祝い」のマナー

お祝いを頂いた際に、お返しをしなければいけないのはわかっていてもどんなものをいつまでにどうやって返していいのわからず、お祝い返しは悩むものです。

店頭でもご案内の多い、「出産内祝い」や「結婚内祝い」の基本的なマナーを中心にご案内いたします。

 

 

お祝いをいただいたら


 

お祝いを頂いたら、お返しを贈るのが原則・マナーです。ただし、お返しが必要な場合と、礼状だけでかまわない場合があります。

お祝いのお返しを一般的に「内祝い」と呼びます。内祝いギフトでは「消え物」と呼ばれるスイーツや実用品と呼ばれるジャンルが人気のジャンルとなっています。特にスイーツは可愛いパッケージの商品も多く、高級感を演出できますね。

 

 

内祝いの種類


 

【いただいた名目】結婚祝い(式を挙げない・招待しない場合)、出産祝い、入園・入学・進学祝い、新築祝い、病気・ケガのお見舞い(退院・完治した場合)など様々なお返しがあります。

 

 

■結婚内祝い
結婚したことの報告を兼ねて、親しい人や日頃お世話になっている人に贈り物をすることが本来の「結婚内祝い」の意味。結婚式を催す場合は、そこにご招待して引き出物を贈ることが内祝いになります。ただし、ご祝儀が高額でその引き出物では不十分だと感じた場合、あるいは結婚式は行なわないけれどお祝いをいただいた場合には、「結婚内祝い」としてお礼の品を贈ります。

のしは「紅白で結び切りの水引」を選び、表書きは「内祝」または「寿」が適しています。差出人には「新姓」あるいは「新姓の下にふたりの名前を並べて」書くのが基本です。

 

■出産内祝い
赤ちゃんが生まれた際、親しい人や日頃お世話になっている人に贈り物をすることが本来の「出産内祝い」。しかし最近は、いただいた出産祝いに対するお返しという意味で使われることが多くなっています。贈る時期としては、赤ちゃんが生後1ヵ月になる、ちょうどお宮参りの頃が目安です。

のしは「紅白で蝶結びの水引」を選び、表書きは「内祝」とします。差出人には「赤ちゃんの名前」を書き、読みやすい名前でも読みにくい名前でも必ずふりがなをふります。赤ちゃんの名前をお披露目する意味もあるからです。

 

■初節句内祝い
わが子が初節句を迎えるにあたってお祝いをいただいた場合、お祝いの食事会を開くのであればそこにご招待することが内祝いとなり、あえて内祝いの品を用意する必要はありません。ただし遠方などで食事会に来られない人にお祝いをいただいた場合には、「初節句内祝い」としてお礼の品を贈るのが一般的です。

のしは「紅白で蝶結びの水引」を選び、表書きは「内祝」または「初節句内祝」とします。差出人には「子どもの名前のみ」で、名字は書かないため要注意です。

 


 

■新築内祝い
新しい家を建てたら、お披露目も兼ねて親しい人を招待し、おもてなしをすることが新築内祝いの基本スタイル。改めて内祝いの品を用意する必要はありませんが、いただいた新築祝いが高額だった場合、あるいは新築祝いをくださった人が遠方でお披露目に来られなかった場合に「新築内祝い」の品を贈るのが一般的です。

のしは「紅白で蝶結びの水引」を選び、表書きは「内祝」とします。差出人には「贈り主の名字」、あるいは「世帯主の姓名」を。二世帯住宅などで名字が複数になる場合は名字のみの連名にし、親が右側に来るようにします。

 

■快気内祝い
自身が病気や怪我療養中で、まだ全快ではないけれどお見舞いに対するお返しを贈りたい場合に「快気内祝い」を贈ります。ちなみに病気や怪我が完治して退院する際、お見舞いに来てくれた人やお世話になった人に退院報告も兼ねて贈るのは「快気祝い」ですが、退院するけれどまだ通院療養中という場合は「快気内祝い」とします。全快なのか療養中なのかで表書きが異なるため注意が必要です。

快気内祝いののしは「紅白で結び切りの水引」を選び、表書きは「快気内祝」とします。差出人には「贈り主の名字」のみ、または「贈り主の姓名」のいずれかを入れるのが基本です。

 

■入学(入園)内祝い

入学、または入園などの進学の際にいただくお祝いに対するお返し。お祝いを直接いただいたらその場でお礼ができますが、配送で受け取った場合は、すぐに届いたことを電話などでお伝えしましょう。お子様と一緒に「ありがとう」の声をお聞かせできると、贈ってくださった方がより喜んでいただけるでしょう。
お返しは「入学しました」のご報告を兼ねるので、入学式を終えてから送るようにしましょう。目安は、入学式後1週間から1カ月後に先様が受け取るよう用意するのが良いとされています。

のしは「紅白で蝶結びの水引」を選び、表書きは「内祝」とします。差出人には「お祝いをいただいたお子様の名前」を書き入れましょう。

 

お返し(内祝い)をする時期


 

通常贈り物をいただいた場合は、1週間から1ヶ月までにお返しを贈るのが適当でしょう。

 

主な内祝いのマナー


 

■内祝を贈るタイミング

内祝いお送るタイミングは、出産後や新婚旅行のタイミングなどと被ってしまいがちです。直接渡すのが好ましいとされていますが、配送で直接届けるのも近年では多くなっています。そんな時は、細かい所まで気を配り、丁寧に送る事を心がけましょう。

 

 

■メッセージカードやのし紙の利用

お返しの品だけを郵送するのはあまりにもそっけない感じがしてしまいます。

メッセージカードで感謝の気持ちを添えるだけで印象は一気に良くなります。KINEELでは数種類のデザインをご用意しております。

のし紙は「世界一短い手紙」と言われております。感謝の気持ちをのし紙とお返しの品に託してみてはいかがでしょうか。目上の方などにはフォーマルなのし紙を付ける事をおすすめいたします。

 

■事前に連絡をしておく

コロナ渦において人と接する事を控えている方も多くいらっしゃいます。事前に贈り物を贈ったことを伝えておけば、宅配BOXや置き配などできる宅配業者も増えてきたので生活にあわせて受け取っていただく事ができます。

 

最後に


 

大切な方からいただいたお祝いのお礼に、感謝の気持ちを込めて贈るのが「内祝い」ギフトです。

贈るマナーに気を付け、相手あわせた素敵な内祝いギフトを選びましょう。

一番大切なのは感謝の気持ちです。自分の気持ちが表現できる内祝いギフトを見つけてみてください。

 

 

KINEELおすすめの内祝ギフト


 

内祝に最適なお花が咲いたように華やかなラングドシャ「ルフル」をはじめ、お姫様のように並んだ色とりどりの焼菓子「姫ガトー」など、

ギフトにおすすめのスイーツを展開しています。

 

 

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