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2024/08/12

【コラム】貝の形のフランス発祥焼菓子 │マドレーヌ

ティータイムや家庭でのおやつとしてはもちろん、お手土産や進物にも利用される、人気の焼菓子「マドレーヌ」

その親しみやすさと美しい形状で、広く愛されているマドレーヌは、数多くのフランスの焼き菓子の中で、独自の位置を確立し、その魅力は時間を超えて受け継がれています。

 

 

マドレーヌの起源


 

マドレーヌは、フランスの伝統的な焼き菓子で、その優雅な形と豊かな風味で長年にわたり多くの人々に愛されています。小さな貝殻のような形状が特徴的で、その背後には興味深い歴史が隠されています。マドレーヌの名前の由来にはいくつかの説があり、最も広く受け入れられているのは、18世紀のフランスで活躍した女性「マドレーヌ・ポリーニ」という人物に由来するというものです。彼女がアクシデントの中即興で作った焼き菓子があまりにも出来が良かったため、後に「マドレーヌ」と呼ばれるようになったと言われています。

 

マドレーヌの魅力と特徴


 

マドレーヌは、その軽やかでしっとりとした食感が特徴です。基本的な材料は、小麦粉、卵、砂糖、バターと非常にシンプルなもので、これにレモンやバニラ、アーモンドなどの風味が加わります。焼き上がったマドレーヌは、外側が軽くカリっとしている一方で、内側はふわっとした口当たりを持ちます。この絶妙なバランスが、食べる人にとって贅沢なひとときを提供します。

 

 

マドレーヌのバリエーション


 

フランス国内では、マドレーヌには様々なバリエーションが存在します。例えば、レモンやオレンジの皮を加えた「シトロンマドレーヌ」や、アーモンド粉を使った「マドレーヌ・ド・リヨン」などがあります。また、季節や地域によっても異なる風味やトッピングが施されることがあります。KINEELでは定番の「プレーン」と京都の土地を生かした「抹茶」をご用意しております。

 

作り方とコツ


 

マドレーヌの作り方は比較的シンプルですが、いくつかのコツを押さえるとより美味しく仕上げることができます。まず、バターは焦がさないように溶かし、冷やしてから使用することが重要です。また、卵と砂糖をよく泡立ててから粉類を加えることで、ふわっとした食感が得られます。型に生地を流し込む際は、型にバターを塗っておくと、焼き上がりの際にきれいに型から外れます。

 

マドレーヌの楽しみ方


 

マドレーヌは、お茶菓子・ティータイムのお供として最適です。その軽やかな甘さと香りは、紅茶やコーヒーと相性抜群です。また、小さなサイズなので、ちょっとしたプレゼントや手土産といったギフトとしても喜ばれます。マドレーヌは、おしゃれなティータイムを演出するのも素敵なひとときとなるでしょう。

 

 まとめ


 

マドレーヌは、その歴史的な背景や優れた味わいから、多くの人々に愛され続けているフランスの伝統的な焼き菓子です。シンプルながらも奥深いこのスイーツを家族や友人と共に楽しむことで、その魅力をより一層味わうことができるでしょう。フランスの風を感じる一口をぜひお楽しみください。

 

 

 

KINEELのマドレーヌ


 

KINEELのマドレーヌの特徴は、卵が香る生地に、くず粉を加えることでしっとりふっくらと焼き上げた上品なお味。

長年京都で和菓子を作ってきたわたしたちだからこそ、たどり着いたこだわりのマドレーヌです。

 

plane プレーン


 

シンプルな素材だからこそ職人の技が光る一品。

くず粉を加えることでもちもちとした食感が加わり、しっとりとした仕上りとなります。

甘くて濃厚なバターの風味をお楽しみいただけます。

 

 

matcha  抹茶マドレーヌ


 

京都産宇治抹茶を使用した、香り高い濃厚な風味のマドレーヌ。

優しい口当たりの抹茶マドレーヌは、口いっぱいに風味が豊かに広がります。

 

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